2008年01月04日

アロマテラピーの語源

★アロマテラピーの語源
アロマテラピーという言葉は、20世紀に入ってからフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって作られた造語です。

1937年に「アロマセラピー」というガットフォセの著書が出版されました。その本には、研究中にやけどを負った手をラベンダーのエッセンシャルオイルに浸してなおしたことなども著されており、植物の持っている芳香成分のすばらしさを世に訴えています。

アロマは芳香、テラピーは療法を意味するフランス語。これを英語で発音するとアロマセラピーとなります。

この植物の香りやエッセンスの起源はエジプトと考えられており、今からおよそ4000年前、宗教儀式で炊く薫香、ミイラを作るときの防腐剤、病気の治療や予防、化粧などに使われていたと伝えられています。
その後もさまざまな国で様々な方法により薬草療法は行われてきました。

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2008年01月05日

アロマテラピーの歴史

★アロマテラピーの歴史 芳香植物の利用

芳香植物の利用は古代にさかのぼりますが、精油の製法が確立したのは中世であり、アロマテラピーそのものが提唱されたのは20世紀に入ってからでした。また日本への紹介は1980年代以降のことです。

人類は洋の東西を問わず、植物の芳香を祭祀・儀礼・治療・美容に用いてきました。エジプトでミイラ作りに植物の香料が用いられていたのは有名な例です。芳香植物の利用は世界の各地域で独自に発展し、近代医学が発達する以前の人間の健康を担ってきました。今でもそれらは、伝統医学や民間療法として受け継がれています。

中世ヨーロッパでは、芳香植物の栽培と利用はもっぱら修道院の仕事で、植物成分を水や植物油・アルコールに浸出して用いました。一方、イスラム圏ではアラビア医学が発達し、イブン・シーナー(980?-1037?)は蒸留による精油の製法を確立しました。アラビア医学は十字軍の遠征などを契機に徐々に西欧にも伝わっていきました。

ルネサンス時代には香水が大流行し、精油の生産量が増大しました。19世紀にはいると合成香料が出現し、また植物から有効成分だけを抽出して薬剤として用いるようになりました。

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2008年01月07日

20世紀初頭、精油を心身の健康に応用する試み始まる

★アロマテラピーの提唱

20世紀初頭、科学的な分析・検証の上で精油を心身の健康に応用しようという試みが始まりました。1920年代初頭、南フランスのプロバンス地方において、香料の研究者であったルネ・モーリス・ガットフォセ(1881-1950)は実験中に手に火傷を負い、とっさに手近にあったラベンダー精油に手を浸したところ傷の治りが目ざましく良かったことから、精油の医療方面での利用を研究し始めました。彼は1928年に研究の成果を学会で発表し、また『芳香療法(原題Aromatherapy)』という本を出版しました。

フランスの医学博士ジャン・バルネ(1920- )は精油を使った医療を実践して功績をあげ、1964年に『ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法』を著し(1984年改訂版発行)、アロマテラピーの認知度を上げました。他方、ガットフォセの弟子であるマルグリット・モーリー(オーストリア生まれ、?-1963)は、アロマテラピーを主に美容方面に活用できる技術として研究し、イギリスに伝えました。

このため、現在のアロマテラピーには大きく分けてフランス系とイギリス系の二つの流れがあり、フランス系のアロマテラピーは医師の指導のもと精油を内服するなど、医療分野で活用されています。一方、イギリス系のアロマセラピーはアロマセラピストと呼ばれる専門家によって施されるなど、医療とは区別され、心身のリラックスやスキンケアに活用されています。

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2008年01月08日

日本におけるアロマテラピーの歴史

★日本でのアロマテラピー
精油の蒸留法は江戸時代に伝わり蘭医学などで用いられていました。明治時代にはニホンハッカなどの精油を輸出していた時期もあったそうですが、合成香料や海外の廉価品におされ、廃れてしまいました。

1970年代に、小学生やその親たちの間でポプリ(Potpourri)が流行し、ドライハーブへの関心が高まりました。

アロマテラピーが紹介されたのは1980年代で、はじめジャン・バルネやロバート・ティスランドらによる英仏の専門書が高山林太郎氏により邦訳され、やがて海外で技術を学んだ者たちが国内で実践を始めました。

1990年代にエステブームなどに乗って広まったこともあり、日本に伝わったアロマテラピーの方法はイギリス系に近いものですが、近年では国内でも精油への科学的アプローチが進み、代替医療としてアロマセラピーに関心を寄せる医療関係者も増えています。

2006年頃からバラからの精油をガムやドロップで摂る製品が流行し、汗がバラの香りと言われて男女間で話題になりました。

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2008年01月09日

エステサロンやアロマテラピーの店での事故例

エステ店でマッサージオイルが発火 2007.11.8 産経ニュース

東京都内のエステサロンなどで、マッサージオイルをふき取って洗濯後、乾燥機にかけたまま放置したタオルや衣類から自然発火する事故が相次いでいる。衣類に残った油分が、乾燥時の熱風で「酸化反応」を起こして約400度まで発熱・発火するのが原因とみられ、経済産業省と東京消防庁は、美容ブームを背景に増加するエステ店の業界団体などに注意を呼びかけている。

東京消防庁によると、乾燥機をめぐる自然発火は、都内では平成13年1月から今年9月までに計27件発生。人的被害は報告されていないが、ガス・電気などの熱源や機種に関係なく起きており、ほとんどがマッサージオイルなどを使うエステサロンやアロマテラピーの店だった。

今年5月に新宿区内のエステ店で起きた火災でも、アロマオイルをふいて洗濯したタオルなど計28枚を乾燥機にかけたままにしたところ、自然発火したという。

東京ガスが販売した衣類乾燥機では、平成10年から19件の火災が発生。うち13件が業務用だったことから、同社はエステ店など油分を多量に使う業種への販売を自粛。

エステ店は全国に1万1000店以上あるとされ、経産省と東京消防庁は、全国のエステ店が加盟する「日本エステティック業協会」(東京都千代田区)などを通じて注意を促している。

また東京ガスは8日、過去20年間に9都県で販売した乾燥機約20万台について、利用者に注意喚起するダイレクトメールを発送した。問い合わせ先は、フリーダイヤル0120(79)6702。
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アロマテラピーにおいてはこのような危険性について認識していることが必要とあります。オイルなのですから、気をつけるべきですね。

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2008年01月11日

アロマテラピーの効用と注意点

植物から抽出されたオイル、精油(エッセンシャルオイル)は、私たちの体内に取り込まれ、身体や心に実に様々な影響を与えてくれます。

アロマテラピーにおいて、重要なキーワードは、臭覚・ストレス・リラックスなど、脳の仕組みと密接な関係があるものがあげられます。

精油が身体に取り込まれ、作用する経路は4つあります。
  1.臭覚として神経系に伝わる
  2.皮膚⇒血管やリンパ
  3.鼻の粘膜⇒血管
  4.呼吸⇒肺⇒血管
最終的には肝臓で分解され、老廃物を体外に排出します。

そこで、精油の実に様々な恩恵の代表的なものをあげてみます。
  1)殺菌作用・抗菌作用・抗真菌作用・抗ウィルス作用
  2)鎮痛作用
  3)消化・食欲増進作用
  4)ホルモン調節作用
  5)去痰作用
  6)鎮静作用 
  7)ストレスコントロール などなど

このような性質を利用して、アロマテラピーは、行われています。
芳香浴・トリートメント・沐浴・部分浴・吸入・温シップなどなど、数え上げれば切りがありません。

しかし、いいことばかりではありません。
  1)皮膚刺激・粘膜刺激
  2)光毒性(太陽光にあたるとシミの原因になることがある)
  3)感作(アレルギー反応を引き起こす)

こんな、危険性も秘めていることを、忘れてはいけません。
以下は、アロマでやって欲しくない項目です。  
  ・飲用すること
  ・エッセンシャルオイルの原液を皮膚にぬること
  ・粘膜に使用すること
  ・精油は薬ではないので、病気は治らない

以上をふまえた上で、アロマを楽しみたいものです。

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2008年01月12日

アロマテラピーに使われる主な精油 オススメは?

★アロマテラピーに使われる主な精油

イランイラン、ジャーマン・カモミール、ローマン・カモミール(Roman Chamomile)、クラリセージ(Salvia sclarea)、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド(ビャクダン)、ジャスミン 、ジュニパー、ビター・オレンジ、スイート・オレンジ(オレンジの果皮から)、ゼラニウム(ニオイテンジクアオイ)、タイム、ティートリー、ネロリ(Neroli)(Bitter orangeの花から)、パイン、バジル、パチュリー(Patchouli)、プチグレイン(オレンジの葉から)、
フランキンセンス、ヴェティヴァー (Vetiver)、ペパーミント、ベルガモット、マージョラム、ミルラ、ユーカリ、ラベンダー、リンデン(セイヨウボダイジュ)、レモン、レモングラス、レモンバーム(メリッサ)、レモンバーベナ、ローズ、ローズウッド(Rosewood (timber))、ローズマリー

使いやすい精油というと、アロマ検定を勉強する際にテキストで出てくる一般的なものが使いやすいでしょう。
 
やはり安全性が重視されている精油が紹介されていると思われます。
その中でも、オススメな精油を3つあげるとすると、
   【ラベンダー、ティートリー、ジュニパー】

どれも低刺激ですし、ジュニパー以外はお求め安い金額で手に入れることが出来ます。低刺激と言っても精油の効能はどっしりとした内容です。

例えば、ラベンダーは精神的なリラックス効果で眠れない夜に用いる事が出来ますし、身体面では皮膚の炎症やかゆみの緩和にもよく用いられます。さらに鎮痛効果、炎症を鎮める効果、消毒殺菌効果などスキンケア、ヘアケアにも利用されています。

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2008年01月13日

内服はしない、オイルマッサージは人にしないなど注意点も

★アロマテラピーの方法 (1)

1.芳香浴  (皮膚や身体異常時は医師や薬剤師に相談すること)
香りを鼻から吸入して、神経に働きかける方法。

・直接吸入 - 精油を1〜2滴、ハンカチやティッシュペーパー、脱脂綿に含ませ、直接香りを嗅ぐ方法。
・蒸気吸入 - 熱湯を入れたティーカップや洗面器に、精油を1〜3滴ほど加え立ち上る蒸気を吸入する方法。室内の加湿や空気の浄化も同時に行えます。
・器具などを使う方法 - アロマポットや、アロマキャンドルなどを利用し、部屋に香りを満たす方法。広い場所で利用するのに効果的。
・スプレーを使う方法 - 無水エタノール6ml→精油12滴→精製水24mlの順で加えて作った芳香スプレーで香りを利用する方法。
スプレーする度に良く振ること。周囲の人に迷惑にならなければ場所を選ばず、気軽に気分転換や目覚ましに利用でき、また防虫効果のある精油を使うことでアウトドアで虫除けとしても利用できます。

2.オイルマッサージ - 他人に行うには、医師国家資格免許やあん摩指圧マッサージ師国家資格免許が必要です。
精油をほかのキャリアオイルで希釈して作ったマッサージオイルをつかい、身体をマッサージしながら皮膚を通して有効成分を身体に浸透させる方法。マッサージによる身体の接触による精神面の癒し効果も大きい。

3.内服  
アロマテラピーの本場イギリスなどの欧州では専門のカウンセラーの指導に基づき内服をすることがあるが、日本この方法を用いることはまずありません。内服は危険が大きいので決してしないことが基本とされています。

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2008年01月14日

アロマテラピーの方法 オススメはアロマバス

★アロマテラピーの方法 (2)

4.入浴 - 皮膚異常時、医師や薬剤師に要相談
湯船にぬるめの湯を張り、エッセンシャルオイルを5〜6滴落とす方法。精油は湯に溶けないため皮膜となって湯面に浮きます。芳香浴と有効成分の皮膚からの吸収を同時に行えます。

5.湿布 - 皮膚異常時、医師や薬剤師に要相談
※皮膚などに原液を塗ることはしないこと。薄めた場合でも粘膜には付けないこと。
洗面器に入れた、精油を入れたお湯(または水)にタオルを浸し、軽く絞ったタオルを皮膚に当て、直接有効成分を皮膚から吸収させる方法。マッサージが出来ない時などに有効。

6.基礎化粧品 (皮膚異常時、医師や薬剤師に要相談)
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エッセンシャルオイルをお風呂に入れる活用法を、アロマバスとか、アロマ風呂などと呼びますが、これはアロマテラピー実践法の中でも、非常にポピュラーでオススメの方法です♪

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2008年01月21日

アロマセラピーの有効成分の効き方

【有効成分はどのように効くのか?】
エッセンシャルオイルは、アロマポットなどを使った芳香浴をはじめ、蒸気吸入、スプレー、入浴、湿布、マッサージなど幅広い用途があります。

これらの効果には、間接的に香りを鼻から吸入して脳に働きかけるものとマッサージや入浴を介して皮膚から吸収させ、直接的に作用させるものがあります。

香りの分子は嗅細胞で電気信号に変換され、嗅神経から大脳へと伝わり、海馬、視床下部の脳下垂体へと伝達されます。

自律神経、内分泌系、免疫系の大切なシステムを司る脳下垂体に香りのメッセージが届くと、それぞれの香りに対応した生理活性物質が分泌されます。

また、植物油(ホホバ油、小麦胚芽油など)で希釈したエッセンシャルオイルは、マッサージによって皮膚表面から、毛穴や汗腺、角質細胞を経て皮膚の深部にあたる真皮へと浸透します。

やがて毛細血管やリンパ管になどの循環器に乗り、有効成分が身体のすみずみまでゆきわたります。

(1)心身症への有効性
(2)成人病への有効性
(3)生理作用
(4)心理作用
(5)抗菌作用

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2008年01月29日

アロマテラピー 心身症への有効性

アロマテラピー 有効成分はどのように効くのか?】
(1)心身症への有効性

心配事で眠れなかったり、ストレスでイライラしたりする不安定な心の状態によって、身体にあらわれる病気を心身症と呼びます。
最も多い例としては、不眠症、高血圧、気管支喘息、胃潰瘍などがあげられます。
この場合、症状を治療することと同時に、その根本的な原因である心の状態を癒すことも大切です。

(例)胃潰瘍の場合

ストレスが脳に伝わると戦闘状態に入るように指令する物質が放出され、胃の動脈は収縮されます。血流が低下し、酸素や栄養素の供給が乏しくなり弱まった胃の粘膜は、さらに盛んに分泌される消化酵素によって攻撃を受け、潰瘍ができてしまいます。

胃潰瘍にアロマテラピーが有効である理由は、神経系を鎮静する生理活性物質セロトニンを分泌させる効果のある香り(ラベンダーなど)をかぐことにより心身をリラックスできること。
また、それにより胃の血流が回復されることです。

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